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喜怒哀楽

鬼花面子の喜怒哀楽をもちもち考察。


何と無く追記仕様。
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重柘榴家 <メモ>

※主催さんに許可を取ってない構想などを含みます。


【歴史】
元々は神楽を生業にしていた一族がその土地で力を持ち、元締的な立ち位置を得て地主となった家系(要は極道家系)
1025年前、鬼退治を専門とする貴族「花貴族」の1家として加えられる際に”重月”から重柘榴へと改名し、現在に至る。

【文化】※MOSO過多
主に”物流”で潤っている地区。産業レベルは低いが、工業、特に金物(武器職人)、金物細工等に関しては一流の職人が多い。
又、様々な調度品を他地区へと輸入輸出している為か宿場町(花街)の規模や接待レベルは他地区よりも高い。

というのは表の顔だが、表通りから2本程裏道に入っただけで非合法者が跋扈する地区が一部存在する。
勿論それは柘榴家が認証している為、その地区では”合法”となっており、闇市(特に人身販売や売春等)、闇賭博Etc…は定期的に行われている。
(正し、他花貴族の領土に干渉する規模まで事が進んだ場合、それは柘榴家で事を抹消する)


【思想】
初代から鬼排他主義の一族。
自身の体が壊れようとも、兄弟が食われようとも鬼と同じ時代を生き、殺し殺され、死ぬ事を誇りとしている。
故に本家、傘下の家の子は幼い頃から相応の教育を受け、その途中で命を落とす子供も少なくはないが、成人し輩出される兵士は肉弾戦レベルにおいて一般兵よりも高いレベルである事が多い。
元々舞闘派一族だが、6代目(600年前)あたりから過激派ともとれる行動が多くなった。
鬼と戦う事を一族の存在意義だと思っている節がある為、鬼との和平等はもってのほか。
臆する様な事があれば相手が同じ一族の者で有ろうとも切り捨てる非道さを持ち合わせる。

※7代目(500年前)より非人道的なレベルでの身体強化を行っている為、元々短い寿命は更に短命化。鬼との戦いで生き残っても35程で体に不具合が起き死ぬ。

【血脈】
100年に1人の割合で”花宝:珠柘榴”を扱える者が本家筋から生まれその子が当主となる。
彼らが生まれない時は本家筋に連なり一番血の濃い者が”当主代理”。
当主は権限はあるけど、当主代理時代はそんなに権限を持たない。
多分、それがあるから闇市とかが出来たのかなぁと想像。
(真っ白過ぎると純粋に叩き潰されるだけだし、腹に爆弾かかえているからこそ手出ししにくい的な)
なので当主代理時代は時代によって差はあるが、族長や元老院には従う大人しい姿勢。
当主が出てくると一気に活力を取り戻して過激派となる。
それの繰り返し。


【その他】
重柘榴家は役職拝命の際、”武術長”を最高の位だと思っている。
鬼との戦いで真っ先に彼らと対峙するのはその位置であり、例えそれ以上の階級の役職を拝命された所で重柘榴家では不満の嵐。鬼と戦えてこその重柘榴家。
(※多分拝命の際は裏で今年も武術長で……とかお願いしてそう)
ただし、例外として7代目重柘榴朔のみ”族長補佐”の役職を望んだ。


【黒歴史:500年以降】
・鬼や狭間の子を捕まえての人体実験
主に彼らの生態実験(人体構造等含む)と、肉体強化の秘密を”穂積八房”の強力を得て知ろうとした。
結果、現在の人体強化に結びつく物(多分、鬼の肉とか血を使った強壮?)を開発し、それは今も続行中。

多分7代目に限っては自身と交配させてその子供はどこまで宝石使えるのかとかもしてそうだよね。



【傘下に入っている一族】
咲月家、椎名家、穂積家

【交流のある花貴族】
坂菖蒲家、星紫陽花家


【中の人のこうあって欲しいな的な欲←】
柘榴家は他貴族よりも対鬼への戦力があればいいな。
それが一族の誇りであって長所。
故に、たとえば元老院が”他の花貴族の動きが目障りだから潰してこい”とか別の目的で使われるのは我慢ならない。
そんな事を言われた日にはむしろその元老院を噛み殺す。
何でもかんでも一番は”鬼”。次に”任された土地の人々”。
正直、”人間が大事”っていうよりも”お家”が大事。
他の地区が内乱とかあろうが、他貴族同士がいざこざしようが「へぇー……で?」止まり。
”鬼”が出てきたり、自分の管理地区が危うくならない限りは傍観。むしろ第3者きめこんで楽しむタイプ(ヒドイ)
だから正直”族長”の意向はある程度くむけど、それに絶対に従うか……ていうのは無い。
気に入らなければ勝手に行動する。(多分そこらへんは頭良いと上手く立ち回れないんだろうけど)

……ていう自己中一族の印象があるんだけど、どうなんでしょうか。
すげぇNG臭はするんだけど\^ω^/ <だって協調性0って……

兄と妹

「ねぇ、お兄ちゃん。お兄ちゃんはなんでいっつも人間とお話するの?」

「ん?なんでそんな事を聞くんだい?」

「…他の子がね、薫お兄ちゃんはおかしいって言ってたから。人は鬼を殺しに来るし、厄を持ってくるから喋るのは変なんだってー…」

「へぇー……それは知らなかったなぁ。白鬼様達もそう言ってた?」

「……わかんない」

「そっかー。じゃあ、香菜は人をどう思うんだぃ?」

「…わかんない。見たことないもん」

「じゃあその子達も見たことあるのかなぁ?」

「…知らないよぅ」

「ハハッ、そうだね。そしたら香菜は香菜の”人”ってものを知ればいいんじゃないかなぁ?」

「…?」

「(クスクス)誰かの口から出た言葉はね。その人の先入観が出てしまうんだよ。きっと、その子達に”人”を教えた人は人に怖い思いをさせられた人なんだろうね。」

「……お兄ちゃんは違うの?」

「んー……そうだね。色んな人と会ったからね…。怖い人もいたし、優しい人もいたし。美しい人もいたね……。」
「ねぇ、香菜。香菜は怖い顔をした人に会ったらどう思う?」

「んー……怖い?嫌だなーって思う。」

「……結局はね、そういう事なんだよ。お互いがお互いを怖がってるのが今の状態なんだよね。悲しい事に…」

「お兄ちゃんは人と仲良くしたいんだ?」

「そうだね。仲良くしたいなぁ。……彼女の為にも。」

「彼女?」

「お兄ちゃんの元恋人かな?大分昔に死んじゃったんだけどね。”もしも、またこの世に生まれて来る時は鬼になる!”って意気込んでたけど……わからないからねー…」

「…?? 人間だったの?」

「そうだよ?」

「……」

「…お兄ちゃんが嫌いになったかぃ?」

「……うぅん。びっくりしただけ」

「アハハ、そっかー。」
「まぁ、そんな意気込んでた人だけどどうかわからないからね…それなら彼女が生まれ変わる前に平和な世界になれればいいなー…ってお兄ちゃんは思うんだ」

「…じゃあ、香菜もお手伝いするね!」
「香菜も怖い顔とか争い嫌いにだし!!お兄ちゃんの夢手伝ってあげる!」

「(クスクス)香菜は優しいなー…。うん。嬉しい。ありがとう」









とある日の緑鬼の血をわけた兄妹の会話。